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歯周病をなめるな!   その1(歯周病とはなんぞや!?)

投稿日:2013.04.02

「歯周病」

よくみなさんご存じのこの言葉。

「歯周病予防にこのガムを噛みましょう!」

「歯周病予防になるのが、この歯磨みがき粉」

とか、テレビの宣伝でも毎日のようによく聞きますよね。

でもじゃあ

「はい、今ここで歯周病とはなにか、400字詰め原稿用紙3枚以内で説明してください」

って言われたら……???

(いや、こんなベタな質問、歯学部とか衛生士科にいても訊かれないとは思いますが……)

 

ということで、このブログで歯周病について、細く長くお伝えしていこうかなと思います。

なぜか?

歯周病は、歯科の分野でも基礎をなす大事な病気だからです。

「病気」って言い方、「ちょっと大げさじゃない?」って背中がかゆくなる方もいらっしゃるかもしれません(笑)

が、歯周病はりっぱな病気なのです!

口の中の病気です!

 

では、シリーズ「歯周病をなめるな!」

第1回の講義(?)は、「歯周病とはなんぞや!?」です。

 

「歯周病」の話の前に、「歯槽膿漏」って聞いたことありませんか?

ちょっと昔はテレビなどで盛んに「歯槽膿漏」って言葉を耳にしませんでした?

でも最近はどこもかしこも「歯周病」と連呼の嵐(笑)

「歯周病」って呼び名が一般的になりました。

 

よくこの「歯周病」と「歯槽膿漏」ぶっちゃけ、一緒の意味です……って言われてたりするんですが、ホントのところはどうなんでしょう?

私は、ちょっと違うかなと思っています。

「じゃ、どう違うのよ?」

「歯周病」は、歯の周りの病気全般です。

「歯槽膿漏」は、歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。

「歯周病」としてくくられる病気の一つに「歯槽膿漏」があるイメージです。

「いちご」の一つの品種として「とちおとめ」がある、「ソーダ」の一つに「コーラ」がある、みたいな。

 

もうちょっとプロっぽく言うと、「歯周病」は歯周組織に発生する病気全部のことをいいます。

じゃあ「歯周組織」はどこを指すかというと、

歯肉

セメント質

歯根膜

歯槽骨

の大きくわけて、4つの部分になります。

ということは、この4つのうちのどこかが炎症を起こしていたら「歯周病」なわけです。

「歯周病」の代表例の1つに「歯肉炎」があります。

きっと聞いたこと、ありますよね?

この「歯肉炎」は、歯周組織の一つ、歯肉が炎症を起こす病気です。

ちなみに、歯肉だけじゃなくて、他の部分にまで炎症がひろがっていると「歯周炎」と読んだりします。

最初に出てきた「歯槽膿漏」は、4つの部分のうちの1つ、歯槽骨が溶けてきてしまう病気です。

 

それぞれの病気については、またいずれお話するとして……

普通の成人には、一般的に上に14本、下に14本で合計28本生えています。

もし親しらずが上も下も右も左も全部みごとにそろっているならば、この28本に4本足して、合計32本の歯があることになります。

でも、幣院に来られる患者さんの多くは、生まれながらにして持っている歯、全部がそろっているわけではありません。

生きている間に、1本、2本となくなってしまっています。

その理由はいろいろあります。

むし歯だったり、野球やってて硬球が前歯に当たってしまったり……

若いときに歯がなくなるのは、虫歯や事故が原因だったりします。

 

しかし!

なんと中年期、40歳代から上の世代の場合、歯がなくなる一番の原因は、この歯周病なのです!!!

これはすごいことですよ!

むし歯よりも恐ろしい!

それが「歯周病」なのです!!!

じゃあ、どうやったらこの歯周病の魔の手から逃れられるのか……

ぼっとしてたら「きっとくるっ!」……歯周病につかまってしまいます。

 

ということで、次回は歯周病の原因について、お話させていただきますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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