義歯|診療内容|大村歯科医院|静岡市葵区|一般歯科、入れ歯(義歯)、インプラント、予防歯科

義歯|静岡市葵区 大村歯科医院|入れ歯・義歯、歯科、予防歯科

現在のページ位置

歯周病をなめるな!  その2(歯周病の原因)

投稿日:2013.04.12

 

「毎日ちゃんと磨いているのに、歯周病だって言われたんだけど……」

「歯周病じゃない人っているの?」

「なんか私、口臭いんだけど……これって歯周病ってやつ?」

 

歯科医院で働いていると、患者さんのいろいろな「つぶやき」に出会います。

みんな自分が歯周病じゃないかって気になさってるんですね。

わかります、その気持ち。

そして気になる理由も。

だって、歯周病ってはっきり自分ではわかりづらいんです。

口をぱっとあけてみたとき、「あ、私ここ歯周病だ」って指さすことができる人ってそうそうはいないはず。

口内炎みたいに白くぽつっとできているうえに痛かったら、「あ、口内炎できてる」って一発でわかります。

でも歯周病ってわからない!

痛みがすごくあるわけでもありませんから、よけい自覚がないですよね。

 

……なのに。

なのに、ですよ。

実は日本は「歯周病大国」なんです。

5歳以上の約8割が歯周病だと言われているほどの、超国民総歯周病患者の国(笑)

それだけ、深刻なんです。

じゃあそんな深刻な事態にどうして陥ってしまうのか……?

理由は一つ。

「しっかり日々のお手入れと定期的なケアをしていない」

もうこれだけ。これに尽きます。

 

俗にいわれる「歯周病」

前回も、歯周病とは言ってもいろいろな病気があるということをお話しました。

そのどれもが、根本的な原因は「歯の汚れ」「口の中の汚れ」

いわゆる「歯垢・プラーク」と言われているやつです。

 

この「歯垢」とは、歯の表面についたちょっと黄色味かかった粘着性のねとっとしたモノです。

よくお台所のシンクなど、きれいにしておかないと、なんとなく表面がぬるってしたりしますよね?

これと同じモノだと考えてください。

最近ではちょっとカッコよく(?)「バイオフィルム」なんて言われたりします。

でもぶっちゃけ、「歯の垢」です。

どんなに横文字使っても、しょせんは「歯糞」ですよ!(笑)

 

この歯糞は80%は水分ですが、のこり20%が有機物でできています。

この有機物がクセ者なのです。

有機物とはつまり、お口の中にいる細菌とその細菌によって生み出されるこれまた「何か」。

「細菌+最近の生み出したもの」

ヤバいです、こんなのどう考えたって細菌をさらにパワーアップした「何か」ですよ!

 

そんな危ない「何か」は、あっという間にお口の中を汚くしていきます。

磨いていない、なにもしていないお口の中は、もうどんどん細菌がアップグレードして更にあくどい細菌となります。

結果、歯肉炎やむし歯など、いろいろな病気を引き起こしていきます。

口臭ももちろんです。

 

んじゃ、その「歯糞」ってどうやってできるのよ?

そんなの簡単です。

皆さんが食べたり飲んだりするその残りそのものです。

何かを食べたあと、口の中をきれいにしなければ、当然そこに食べかすが残ります。

トイレで用を足して流さないのと同じことですね~。

磨いたりしなければ、食べかすが残り、それがいつの間にかお口の中の細菌と混ざり合い、溶け合って、歯垢に生まれ変わっていきます。

はい、ここで来ました、「歯垢」

こうやって「歯垢」はできあがります。

 

でもでも。

歯垢なんてまだ甘い!

その歯垢をまだずっとほおっておくと、歯垢は石灰化してしまうのです。

そして、その石灰化して白くなってしまった歯垢が歯の表面にビタッとはりつく。

それが、「歯石」なんです。

 

「歯垢」と「歯石」は似て非なるものですよ!

一番大きな違いは、

「歯垢」は自分で歯ブラシで磨いたり歯間ブラシなどで結構掃除することができます。

「歯石」は歯医者でないと取ることが大変です。

 

よく歯医者さんで「スケーリングします」って言われることないですか?

これはスケーラーという器具で、歯石をとることです。

 

teeth-character_pmtc007

「歯石」は歯の間などにびしっと張り付いていて、爪などでちょっとつつくと、ほんと石灰のようにボロッとした粉がこぼれてくることがあります。

これはまるで「石灰石を歯にくっつけている」 のと同じです。

そしてこの歯石は、歯の表面はもちろん、歯と歯肉の間まで入り込んでいきます。

徐々に、徐々に、浸食していくのです……ああああ、怖い!!!

歯肉と歯の間にまで歯石がついてくると、これが歯肉炎につながり、さらにはもっとひどい病気、みなさんが言うところの「ひどい歯周病」になるんですね。

 

今お話ししたようなことをわかっている患者さんは、定期的に「予防」「スケーリング」に来られます。

口臭にも敏感で気をつかっていらっしゃるようです。

 

というわけで、歯周病の原因は、「自分の食べたり飲んだりしたもののカス」

それ以上でも以下でもないのです……

「歯周病は、中国の黄砂にのってやってきた細菌が運悪く口に入るとなるんだよ」

……なんて、他人まかせな答えだったらどんなにか気が楽ですよね。

でも、こればっかりは違う。

歯周病になってしまう原因、それは自分自身にあるんです・・・悲しいかな・・・・。

 

次回は、「俺は歯ブラシ嫌いだよ! 磨くのもやだよ! だったらなんだよ! 歯周病になったらなんだってんだよ!どんな悪いことがあるってんだ?」

というお話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • ブログ内検索